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「アンティーク時計」の定義とは?
「アンティーク」は、骨董品やジュエリーなど時計以外の世界でも用いられている言葉です。
一般的には100年以上の時を経たものを指しますが、腕時計においては少し違います。
というのも、腕時計の歴史はまだまだ浅く、その始まりが19世紀に入ってからなんです。
そのため、アンティーク時計というと、1960~1970年頃までに作られたものを指します。
ただし、近年では1980年代の時計もアンティークと呼ばれることが多くなっています。
なぜ?今アンティーク時計が選ばれているのか?
アンティーク時計とは・・・1970年以前に製造された時計
理由は大きく分けて3つあります。
①デザイン
②物語
③価格
①不変のデザイン
何と言ってもアンティークの最大の魅力はデザインである。
ブランドによって様々なデザインがあります。
シンプルなものや変わったもの、経年変化によってできた文字盤焼け、同じものは一つとして存在しない。
製造から約50年前後経った今でも、時代を感じさせない不変なデザイン。
まさに【古きが、新しい。】
②アンティーク時計には物語がある
採算度外視で職人が凌ぎを削っていた時代がそこにはあった。
当時のGS(グランドセイコー)は諏訪,KS(キングセイコー)は亀戸という工場で製造されていました。
グランドセイコーはキングセイコーに負けまいと
キングセイコーはグランドセイコーに負けまいと
職人同士がライバル関係にありました。
もちろん、情報共有などせずにそれぞれが最高の時計を作ることに命をかけていました。
そんな時代背景もセイコー、オメガ、ロレックスには沢山あります。
アンティーク時計に物語があるように、あなたにも物語があるのです。
1984年春 その日は桜が散る前の、少し肌寒い夜でした。
21時くらいに陣痛が来て、生まれたのが夜中1時。
元気な男の子が生まれました。
父はその年に「ロレックス」を買った。
いつかは息子にと・・・
24年の月日が流れ、ロレックスの時計を息子に譲るときが来ました。
譲り受けた息子はロレックスの製造年を調べた・・・そしたら、なんと・・・
【1984年】
僕の生まれた年でした。
そのロレックスがこちらです。
③買いやすい価格帯
現行品のロレックス、オメガ、ブライトリング、IWC、・・・数ある有名ブランドがあります。
スペックは最高の品です。
その分、価格も高いです。
例えば、ロレックスのスポーツモデル
価格は約100万円です。
アンティークウォッチなら10万円前後で買えます。
1年分割でも月々8500円で購入できます。
それだと、時計も買えて、飲みにもいけて、趣味にもお金を使えますね!笑
アンティーク時計を選ぶ理由はまだまだありますが今回はこの3つをお伝えしました。
今後もブログで随時発信していきたいと思います。
・「尽くす」ということ
・ステイタスよりスタイル
・飽き性のあなたへ
etc・・・
乞うご期待
アンティーク時計の取り扱い
アンティーク時計の取扱①水には気をつける
アンティーク時計を扱う上でまず注意したいのが、“水”です。
最新の防水機能付き時計であれば高い防水性能が期待できますが、アンティークものは防水性が低いと考えておきましょう。
通常よりも耐水性を持ったダイバーズウォッチであっても、水濡れには気を付けた方が良いです。
とはいえ、日常生活で時計が水没する、ずぶ濡れになる機会はめったにありません。
手を洗うときに外すということさえ意識していれば大丈夫だと思います!
万が一水に濡れてしまったときは、錆を進行させないためにも、なるべく早くお店で診てもらうことをおすすめします。
アンティーク時計の取扱③強い磁気は避ける
現行の時計は磁気に強いモデルも多くありますが、アンティーク時計はほとんどが磁気に弱いと考えてください。
時計内部には精度に関わる“ヒゲゼンマイ”と呼ばれるパーツがあり、磁気の影響を受けると狂ってしまうからです。
普段の生活では携帯電話(スマホ)やパソコンなどの電子機器、イヤホン、マグネットを使用したバッグなどの磁気に気を付けましょう。
磁気を放つものと30㎝以上離しておくことが、アンティーク時計にとって理想的です。
もし磁気を受けてしまった場合は、専門店で磁気抜きという作業をしてもらいます。
アンティーク時計の取扱②衝撃には注意する
現行の時計にもいえることですが、腕時計は精密機器のため強い衝撃を与えないようにしてください。
特に、アンティーク時計は構造が複雑で衝撃に弱い作りになっているため注意が必要です。
直接ぶつけたり床に落下させたりはもちろん、野球やゴルフ、テニスなど手首に衝撃が加わるスポーツでも故障する可能性があります。
また、バイクやオートバイなどの運転、拍手なども手首に衝撃が加わりやすいため気を付けた方が良いです。
アンティーク時計を楽しむための「心構え」「考え方」
時計好きにとってもアンティーク好きにとっても特別な存在といえる“アンティーク時計”。
強い愛着が湧くのも分かりますが、楽しむためにはある「心構え」と「考え方」が必要だと思います。
アンティーク時計は30年以上前のもの、しかも精密機器です。
発売当初はその製品が「最高性能」であったかもしれませんが、現在はそうではありません。
性能や精度に対して、完全無欠を求めてしまうと、アンティーク時計を楽しめなくなってしまうかも。
日差があって当たり前!くらいの心構えでいた方が時計と付き合いやすいでしょう。
1960~1970年代の製品であれば1分程度、1950年代以前であれば2~3分、1930年代よりも前となると4~5分程度は許容範囲とした方が良いでしょう。
正確さに魅力を見出すのではなく、アンティーク時計にしかないもの(一点ものの貴重感や見た目のカッコよさ)に魅力を見出した方が楽しみは増えると思いますよ!
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今後とも立花時計店をどうぞよろしくお願いいたします。