田舎で時計屋しています 立花時計店│愛媛県八幡浜市 田舎で時計屋しています 立花時計店│愛媛県八幡浜市

最も複雑なグランドセイコー2nd 43999 & 57GS (430/5722A・5722B)徹底解説


グランドセイコー2ndは3つのモデルに分けられる

「国産最高級の腕時計を作り出す」という決意で誕生したグランドセイコー。
初代グランドセイコーが発売されてから4年後、グランドセイコー2ndが登場しました。

グランドセイコーの中で最も複雑といわれるグランドセイコー2ndには、大きく分けて3つのモデルが存在します。
グランドセイコー愛好家からも根強く支持されるセカンドを徹底解説していきます!

 

【初期モデル】グランドセイコー2nd 43999

グランドセイコー2ndの歴史を彩る最初のモデルがRef.43999。
正式名称は「グランドセイコー セルフデーター 35石」です。

製造年

1964年に発売された手巻機械式モデル。
1stよりも実用性と耐久性が高まった“グランドセイコーの第2世代”として世に送り出されました。

文字盤

SD文字盤とAD文字盤が存在するのも初期モデルの特徴の一つでしょう。

二つの文字盤の違いは、アップライトインデックスの素材にあります。
SD文字盤は18Kか14K無垢ですが、AD文字盤は真鍮にSGP硬質金メッキが用いられているのです。
また、「Diashock 35 JeWeLs」の下の星マークにも違いがあります。(SDは八角星、ADは六芒星)

ダイヤルに社内規格の“Chronometer”表記があるのも初期モデルならでは。

キャリバー

ムーヴメントは1stのCal.3180にカレンダー機能が追加されたCal.430を採用。
防水性能は水深50mまで向上し、ハック機能が付き実用性がより高められています。

ケース

1stに比べラグ足が1.5㎜程度太くなり、ケース径も35㎜から37㎜に変更されました。
ケースの素材がステンレスになったことで耐久性も高くなっています。

メダリオンはライオンマーク、裏蓋はねじ込み式になりました。

販売価格

発売当初、ステンレスケースの販売価格は27,000円となっており、大卒初任給の平均21,000円と比べると普及しやすいことが分かります。

 

【中期モデル】グランドセイコー2nd 430/5722A

グランドセイコーの中期モデルの存在こそが、2ndを複雑にしているといっても過言ではありません。

グランドセイコー2ndは、実際の商品を手に取ってみると、Cal.430なのにAD文字盤というものがあったりもするのです。そのため、初期モデルとの見分け方が難しいと思われます。

Ref.43999でかつCal.430となるものを本来の初期モデルとするなら、Ref.43999でCal.5722Aが採用されたものやRef.5722-9990でCal.430のものは中期モデル、もしくは初期型後期モデルと呼ぶのがふさわしいでしょう。

文字盤がAD文字盤に統一されたこと以外、初期モデルと大きな違いはありませんが、途中からダイヤルの植字の表記がなくなります。
また、中期モデルにも“Chronometer”の表記があります。メダリオンはライオンマークです。

Cal.5722Aには秒針停止や時刻調整、日付早送りの機能が搭載されています。

 

【後期モデル】グランドセイコー2nd 5722B

グランドセイコー2ndの歴史の最後を飾るのは、5722Bと呼ばれる後期モデルです。

スイスからのクレームを受けたことで“Chronometer”の表記がなくなり、“GS”の表記に変わっています。

名称も「57グランドセイコー カレンダー」に改められました。

ムーヴメントはCal.5722Bへと改良され、5振動だったのが5.5振動となり精度も高くなりました。

緩急針はレバーだったのがネジに変更され細かな調整を実現。
メダリオンはライオンから「GS」に変更となり、初期モデルに比べると見た目の違いは一目瞭然です。

 

グランドセイコー2ndの複雑と呼べるポイント

今回の記事ではグランドセイコー 2ndを初期、中期(初期後期)、後期に分けましたが、グランドセイコー愛好家の中にはCal.430~5722Aまでを初期、5722Bを後期というふうに分ける方もいます。

とてつもなく複雑なグランドセイコー2ndですが、注目すべきところはやはりChronometer表記ではないでしょうか。

初期のChronometerに希少価値を感じるという方、GS表記の方がシンプルで好みだという方。
グランドセイコー2ndではその人の時計への情熱や感性の違いが感じられますね。

当店のグランドセイコー2nd

【OH済】1964年製 グランドセイコー 43999 アンティーク・獅子メダル・希少

1967年製 グランドセイコー 5722-9991 アンティーク GS57 手巻【OH済】

 

1964年1月製 グランドセイコー 43999 アンティーク 獅子メダル 希少 クロノメーター ヴィンテージ【OH済】

 

----------------------------------------------------------------------------------



アンティーク中古時計|販売・修理・買取 【Since1957  立花時計店】

すぐにお届けできます!即納商品はこちら

すぐに 入手できる即納商品はこちらをクリック↓↓↓


※店頭販売も行なっておりますのでタイミングによっては在庫切れになる場合がございます。  



⚫️当店では修理・メンテナンスに力を入れております

100年後も残る、腕時計を・・・
アンティーク中古ブランド時計【修理について】    


どんな些細なことでも大歓迎です。♪♪♪
あなたにピッタリの相棒(腕時計)が見つかるまで
全力でサポートさせていただきます!!
 
お問い合わせはこちら→お問い合わせ
ショップはこちら→アンティーク中古時計|販売・修理・買取【Since1957 立花時計店】


「道を楽しむ」
よりもっと豊かな人生をおくるため
あそびや余裕 大らかさを
もってみては如何だろうか
そのためには どんな道でも楽しむこと
すなわち道楽が必要だ。  

今後とも立花時計店をどうぞよろしくお願いいたします。
       

SNSでもご購読できます。

コメント
  1. 蒲田薫 より:

    恐れ入ります。
    後期の、5722Bには、
    9990と9991がありますが、何が違うのでしょうか?
    教えてください。
    よろしくお願いします。

    1. 立花時計店 店主 より:

      コメントありがとうございます。
      以下補足です。
      中期型B: 1966年初期から機械がバージョンアップされて5.5振動の5722Bとなります。そのうちでも最初期のものには未だ文字板にChronometer表示があり5722-9990でケースバックもライオンです。次いで文字板からChronometer表示が消えGSマークがつきますが、まだ5722-9990ケースでバックはライオンがいます。

      後期型: 上記の中期型Bに次いでいよいよ後期型というべき最終仕様になります。機械は5.5振動の5722B。ケースは5722-9991となり、ケースバックからライオンは姿を消し、今日まで通ずる「GS」メダリオンとなりました。細かく分けると5722Bにも前期後期があり地板の一部変更や付く文字板のGSマークが大型から小型に変遷します。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください